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お知らせ

注意!次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム水の違い。

この二つは呼び名がかなり似ていて世間で混同されている方が多く見受けられます。

簡単にまとめると以下の様なちがいがあります。

 

①次亜塩素酸水

次亜塩素酸水は食塩水を電気分解して作られる機能水と呼ばれる物で食品添加物にも指定されている人体に限りなく無害なものです。PHは微酸性から強酸性まで酸性になっています。次亜塩素酸(HCLO)濃度が高く、強力な酸化力により高い殺菌力を持っています。薬剤などと反応することもなく有機物と反応するとすぐに水に分解されます。また太陽光などの紫外線によっても分解されます。皮膚についても無害です。強力な酸化力で菌・ウイルス・臭いなどを分解します。すぐに水に分解される不安定さから生成後の保管に注意して一定期間で使用する必要があり、市販品(ボトルに詰めた物)は失効していないか注意が必要です。

  • 電気分解で生成
  • PHが酸性
  • すぐに分解される、不安定
  • 強力な殺菌力

 

②次亜塩素酸ナトリウム水(水溶液)

次亜塩素酸ナトリウム水は次亜塩素酸ナトリウムを水に溶かした物でハイターなどの漂白剤やカビとり剤として認知されている物です。次亜塩素酸イオン(CLO-)濃度が高く、①に比べ殺菌効果はおちるものの残留塩素の効果で長時間消毒効果が持続します。強アルカリ性で混ぜるな危険と書いてあるように酸性の物とまぜるとガスが発生します。高濃度では皮膚に着くとタンパク質が溶解するためやけどしたようになり、低濃度でも肌荒れを起こしたりするため手指には使用できません。噴霧すると人体に有害。

  • 薬品を混合して生成
  • PHがアルカリ性
  • 安定している
  • 消毒効果が持続
  • 人体には有害性がある

 

市販で販売されている次亜塩素酸水の中には、強アルカリ性である②を塩酸などで中和したものも存在しているようで成分に次亜塩素酸ナトリウム、塩酸などの表記がないか確認した方が良いと思われます。さまざまな企業から独自の技術で安定性を増した次亜塩素酸が市販されていますが、きちんとした生成器で生成した物でない限り一般家庭で効果を確認するすべはありません。

 

youtubeでかずのすけさんが上記の内容をとてもわかりやすく解説されています。

https://www.youtube.com/watch?v=6-kA0rMO110

かずのすけさんは市販品について主に言及されていますが、きちんと生成された次亜塩素酸水を保管にきをつけ十分な量で使用すればしっかりとした効果が期待できると思います。

 

政府は次亜塩素酸水について「現時点で、手指の消毒に活用することへの有効性は確認されていない」との見解が出されましたが、経済産業省は17日、アルコール消毒液に代わる新型コロナウイルスの消毒方法に絡み、塩酸や食塩水を電気分解した「次亜塩素酸水」は手指には適用外としていた判断を修正し、一部商品では適用されているものがあるとの見解を公表しました。いろいろな研究機関で新型コロナウイルスへの効果が確認されています。

新型コロナを次亜塩素酸水が「短時間」で「強力」に不活化することを証明-帯広畜産大ほか

「次亜塩素酸水」活用広がる 消毒液不足、コロナへの有効性検証

 

 

当院では次亜塩素酸水をジャバジャバ使って感染対策を行っております(^_^)v

どこにでもある家庭用の市販製品でも新型コロナ対策ができる!!